これは私の実体験です。
私は高校を卒業するまで彼氏なんかいたこともなく、告白も小学校の記憶が曖昧な時期にされたことがあるだけでそれ以外は少数の男友達絡むことしかありませんでした。
男友達から恋人へとかの発展をよく聞きますが、私は小さい頃から一重まぶたのガチャガチャ歯がコンプレックスでお世辞にも可愛いとは言えない容姿ですし、まず異性としてみてもらえることもなく周りの友達は自分の友達に好意を寄せるばかりで自分に回ってくることはありませんでした。
元々強く彼氏が欲しい！結婚したい！と思ったこともなかったので特に気に留めてもいなく趣味に生きればいいやと楽観的に考えていました。
私がモテ期が来たと思えるようになったのは高校を卒業してからのことでした。
高校卒業後就職した私は,休みの日や暇があれば馴染みの友達と遊んでいて仕事も結構ハードだったので、新しい出会いを求めることはなく私ながらに充実して過ごしていました。
そんな時に馴染みの友達の紹介で、高校は同じだったのに一度も話したことのない同級生を紹介され、たまに遊ぶようになりなぜかいきなり告白されます。
私も話もしやすくて面白い相手だったので、「いいか」というような軽い気持ちで承諾し仲良くしていました。
でも、元々1人が好きでもあり彼氏がいたこともなかったので、対応がわからず次第に疲れてきてしまい別れてしまいました。
私は自分で人と付き合うのに向いていないんだと半ばショックを受けながらも仕事していると、また別の友人に今度は合コンを誘われ行くのを嫌がると、合コンに行かなくていいからこの人を紹介したいと1人の男性を紹介されました。
歳も離れていましたし、興味もなかったですがなんだか食事に行った時に告白されタイプではなかったのでお断りしました。
自分でも卒業した途端こんなに異性から声をかけられるとは思わなくて、もしかして何かを変えればもっと楽しくなるんじゃいかと自分の中で何かが動きました。
元々おませな子でメイクをするのも好きだったし、スタイルだけは悪くないと男友達に言われたことがあるので、それまでボーイッシュだった格好から少しスカートを履くようにしたり細かいことに気を使いました。
一重がコンプレックスなのでアイプチの研究をしたりアイライナーの引き方を勉強したり香水をふってみたり。
ケバくならない程度に女性らしさを出そうと努力しました。
そうすると、また今度は習い事に行っていた仲間内の1人に告白され、会社の先輩に告白され、なぜか元彼が現れ告白されと男性が絶えることがなくなりました。
自分でもこんなに自分に対して手入れをするだけで異性はやってくるものなのかと簡単だと思う反面驚いています。
そこから職も何回か変えたのですが、接客業に変えたので更に身なりに磨きがかかったのか未だに異性やひいては同性の声もたまにあります。
今は結婚もしていますが、旦那は友達の紹介で知り合った人でお互いに何かビビッとくるものがあったようです。
高校の時ももう少しオシャレにしていたら楽しいスクールライフがあったのかなとたまに思いますが、本当にめんどくさがらずにこまめに自分のケアをするだけで周りも変わるんだと実感した時でした。
中居 賢匠
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