若い頃は、容姿が一番！と思うし、実際学校の中で自分より綺麗な子がいたら、「負けた」と感じたり、好きな人が出来ても「どうせ、自分よりあの子のほうがいんだろうな」と思ったりするものです。また、男子も「視覚」に弱く、ぱっと見がいいほうに惹かれるのは当然といえば当然のことです。どんなに心がよくても、それを瞬間的に知るのは無理ですから。
ただ、異性からも同性からも「モテる」＝好感度が高い、という意味では、それに限らないと思います。その視点にたってみるなら、何よりも「話やすい」ということがあるでしょう。何故かわからないけど、その人にならつい、なんでも喋ってしまう、という空気があります。
所謂「受け入れ度」が高いのでしょう。だから人に囲まれます。そのうちの何人かの人は、その心を奪われ、見た目以上に好意を寄せるようにもなるでしょう。一緒にいて「居心地」がよくなる人は、最強ではないでしょうか。
男性だけにもてたい、と思っているような人は、結局はモテる女性からは遠ざかっているのではないでしょうか。その一つに、女性の協力があってこそ、男性との仲が進むということも往々にしてあるからです。これはまずきっかけ作りです。多くの人との関係を大事に出来る人は、結局はいろんな場所と縁できるので、男性と出会う機会も増えます。
２番目に、幅広い関係性を築ける女性に対し、男性も一目置く人になるからです。なにより、社会的な立場を考える男性にしてみれば、社交的な人に対するイメージが悪いはずはありません。
そして３番目に、人との繋がりが大事に出来る人であれば、信頼感も増すからです。勿論、社交的な人以外にも、モテる人はいます。それは「慎む」ということを心得ている人です。社交的な人の中には、心は男性？と思うような女性もいます。
大きな声を出して、自己アピールをすることを怠らないような人です。相性があるので、こういう人がタイプ、引っ張っていってもらいたい、と思う男性はいても、「モテる」ということになると、やはり「女性らしさ」「奥ゆかしさ」は今も健全であると言えます。
社交的だけど慎み深い、となると、かなりハードルが高いですが、結局は誰にも平等に愛ある行動が出来る人、といえるのではないでしょうか。
「優香」さんをモテる人の代表に選んでも、納得いく人は多いと思います。具体的に名前を出せば、芸能人の中にも相応する人は多いでしょう。また、彼女達に共通してあるのが、どこか「ヌケている」ところです。
これは前述した「居心地のよさ」に通じますが、完璧で非の打ち所がないような女性よりもモテることを証明している、といえます。若い内は容姿重視の男性も、女性が一番「モテたい」と感じる時期には、かなり気質や本質的な面も重視するようになるでしょう。その頃に合わせてトレーニングしていけば、自分スタイルにあった場所で、モテたいと思う男性に間違いなくモテるようになると感じます。
中居 賢匠
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