友人が実際に頑張った漫画の中の世界のような話です。
私の友人はどちらかというとオタク気質なちょっと地味な女の子。
普段の会話も漫画の話や、全然メジャーじゃないアーティストの話。
普段男の人の前ではちょっとツンツンしてしまって、会話がスムーズに進まない。
そんな友達が朝の通勤電車の中でカッコイイと思える男性に出会えたと報告をしてきてくれました。
その時は「また会えるかな~」程度でした。
でもその男性は毎日、同じ時間、同じ車両、だいたい同じ位置に座って少年ジャンプを読んでいたんです。
それがわかってから、友達も毎日同じ時間、同じ車両の電車に乗ってこっそりそのかっこいい男性を見ていました。
でも友達はそこから何か発展したいとかはなく、「この人を今日も見れたら一日頑張れる!」程度だったんです。
それから2~3か月なにも変わらず過ぎていきました。
そしてその年の2月。私たち外野から「バレンタインだね~。声かけてみれば~。」という半分冗談ぽく伝えた言葉に勇気をもらったらしく、友達は連絡先を書いた手紙を入れたチョコレートを手に、その男性が電車を降りたときに追いかけて、無理やりチョコレートを押し付けたんです。そして何も話さず逃げました(笑)
友達はそのまま出勤をしてきて、興奮冷めやらないまま状況を話してくれましたが
声もかけずに無理やり押し付けてしまった現実に「もうだめだ~。変な人だと思われた~。もう同じ車両に乗れない~。」と落ち込んでいました。私たち外野も「やっちまったなぁ~…」と思ってしまったくらいです。
そのあと男性から連絡もなく、1か月過ぎていきました。そして3月14日。
男性から友達に連絡がきたんです。
その内容は「ホワイトデーのお返しがしたい」というものでした。
もう友達と私たち外野は大興奮!「しくじらないように、しっかりお話をするように!逃げないように!」と伝え、友達は男性に会いに行きました。
いつも二人が下りる電車の駅で待ち合わせをし、男性からお菓子の詰め合わせをもらったとのこと。
男性はそれだけのつもりだったらしいのですが、友達は勇気を出してしっかり告白をしました。
男性からのお返事は「お友達からだったら…」。
そこから友達は人が変わったかのようにおしゃれに目覚めたり、メイクにこだわりだしたり、どんどんきれいになっていきました。
男性とも連絡を取り合い、デートをするように。
すごくかわいい二人でデートの内容も「川沿いを散歩した」とか「公園でぼーっとしてた」などなど。
実際、友達もお付き合いをしているかわからないけど、よく二人で会っているという状況で何か月もたっていました。
友達もそんな関係にモヤモヤしだして、また勇気をだしてハッキリしてもらうように伝えようかなと考えていた時、友達の誕生日が近づき、男性から食事のお誘いが。友達はその日にハッキリさせる!と言って出かけていきました。
でもその誕生日の日。友達に起きたのは、男性からのプロポーズでした。
そうです。付き合おうではなく結婚しよう!だったんです。
友達はもちろんその場でOKをし、とんとん拍子に結婚まで行きつきました。
本当に作り話のような、恋愛漫画を読んでいるような出来事でした。
今ではお子さんも産まれてますます幸せそうな二人です。
こんな経験はしたことがないので、一生忘れられないうらやましいエピソードでした。
中居 賢匠
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