私の最初の婚活体験は相席居酒屋でした。
学生時代は男性と話すことがあまりなく、ろくに目を見て話せないような状態でした。
相席居酒屋も最初がすごく抵抗があり、私が行っても大丈夫だろうかと不安でいっぱいでした。
しかし、友人と二人一組で入れるということで、その点はとても心強く、
うまく話せなかったときにとても助けられました。
初めても相席居酒屋は、7歳年上の同業者の方でした。
とても大人に見え、婚活というよりは人生相談になってしまいましたが、
それまで同年代の女の子としか話してこなかった私にとっては、人生経験として相席居酒屋で出会った人との会話はすごくためになりました。
価値観や育った環境なども全く違う、いろいろな人と出会いました。
何度も通う中で、相席居酒屋を出て二軒目に飲みに行ったり後日食事に行ったりすることも出てきました。
こうしたことを繰り返しているうちに、男性と話すことに抵抗はなくなっていきました。
それまで何を話していいかも全く分からず、相席居酒屋でもはじめのころは一緒に行った友人がほとんどしゃべっているような状態でした。
同性からみても文句なく可愛い友人だったため、やっぱり顔か、といじけることもありましたが、自分に余裕が出てきて笑顔で話せるようになってくると、連絡先を聞かれたりすることも増えてきました。
こういう場において、一人でないことは心強いですが、その分比べられることも多々出てきます。
そのたびに、もちろん落ち込みはしますが、自分のことを客観的にみるいい機会になりました。
どれだけ恋愛のマニュアルのような記事を読んだりしても、人それぞれなので万人に効くテクニックもありません。
色んなタイプの方と話をして、自分の外見、中身を磨くこと、そして何より経験値ってすごく大事だなと思いました。
それまで経験するということをさぼってきた私は、大人になってからようやく男性、ひいては人とのかかわり方を相席居酒屋で学んだ気がします。
相席居酒屋には、彼女がいても来ている人、ましてや既婚者もいましたし、20歳からそれこそ自分の父親くらいの年齢の方もいました。
しかし相席居酒屋に来ているくらいなので、基本的には彼女のいない方が多く、私と同じように、話すことが苦手という方も多くいました。
席替えの制度もあり、一度でたくさんの方とお話できるので、合コンよりかは効率もよかったかなと思います。
何より女性は無料なので、ご飯を食べにきたという言い訳ができます(笑)
婚活をしていると堂々と言うのも恥ずかしいので、私はよくご飯目当てと言っていました。
居酒屋なので雰囲気も話しやすい感じですし、店員さんもとても気さくで席の状況などとても気にかけてくれます。
マッチングアプリなどもやっていますが、やはり始めから実際に相手と会って話せることはすごく重要ですし、チャットではわからない空気管もわかるので安心感があります。
とりあえず行ってみるという行動力はすごく大事だと思いました。
中居 賢匠
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