私と主人が出会って付き合うまでの話になります。
当時、私は24歳で社会人2年目、中小企業の事務員として働いていました。見た目はメガネをかけており、体型はぽっちゃり型、美人とはかけ離れた容姿だったと思います。
当時飲み会などで今までの交際人数を聞かれると「3人」と答えていましたが、本当は1人。しかも大学1年生のころ約1年間付き合った、私よりもパチンコを優先するような自己中の彼氏1人きりでした。
正直そんな彼氏は私の中では付き合った人数にも入れたくないくらいで、「私は男性経験は無い」と言っても過言ではないようなレベルでした。
そんな私が主人と出会ったきっかけは、会社でした。毎日同じ時間に起きて、同じルーティーンをしながら会社に行っていた私ですが、ある日取引先のメーカー営業さんから「今新人の教育係をしてまして、これからちょくちょく2人で来ると思います。」と紹介されたのが彼でした。
彼はザ新社会人といった感じで、さわやかな好青年だなといった印象でした。他の事務員さんは「かわいー!」「○○に似てるね」とわいわいしていましたが、私には関係ないことだと思い、早々に仕事に戻りました。
それから半年以上、先輩社員に連れられて彼は私の職場に顔を出しました。私は挨拶されたらし返すくらいで、彼と喋ったことはありませんてした。まったく意識してませんでしたので喋りたいとも思わなかったです。
1年が過ぎようとする頃、メーカー営業さんから「来期から担当が変わります。」と正式に担当が彼に引き継がれました。引き継ぎの挨拶に来た際に「こいつと○○さん(私)同い年なので、何かあったら助けてやってください。」と言われました。
私はその時「あ、そうなんですね。よろしくお願いします。」と愛想もない返事をしてしまったと思います。
そこから月日は過ぎて、相変わらず変化のない毎日を過ごしていました。ある日、彼のメーカーの発注書に目を通していると、「あれ?この金額桁が間違っていないかな?」と思うものがありました。
ふと気になったので担当である彼に確認を取ってみると彼のミスで間違った桁になっていることがわかりました。私しか気づいていませんでしたし、すぐ訂正したものを提出してもらったので大事にはなりませんでした。
次に彼が来た時に「本当に助かりました。」とお礼を言われ、「いえいえ」とそつなく返事したところ、「俺と同い年ですよね、、」と雑談をされました。
男の人と話すなんて久しぶりだったので、挙動不審になってしまいましたし、顔も赤くなってしまったと思います。
そこから彼が来るたびに雑談をしてくれるようになり、私は自分の中で彼が来るのを楽しみにしていることに気づいていました。
これは頑張ってみようと思い、彼の趣味がランニングだと聞いていたので、思い切ってランニングを始めてみました。
すると痩せましたし、性格も前向きになりました。共通のランニングという話題で彼とも話が弾み、今度飲みに行こうという流れになり、そこからお付き合いが始まりました。
私は自分の見た目に自信がないので、彼の好きな石原さとみさんのメイクなどを真似して、彼からも可愛くなったと言われています。思い切って新しいことを始めてみて良かったと思える出会いでした。
中居 賢匠
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