少し前のことですが、知り合いの女性Aさんのお見合い話です。
知り合ったばかりの人が女子大の同窓生で世話好きな人で、お見合いを世話されたそうです。
Aさんはいわゆる腰掛けОLで、実家は田畑や不動産持ちの中途半端に田舎の地元のお家です。
が、おとうさんはサラリーマンで田畑は人に任せてあるので、自分の結婚相手が農家で農作業をするのは嫌、しかし土地を持っている方がいいという条件の結婚相手を探していました。
ということで、相手の男性Bさんはサラリーマンで、実家は農家、3つ年上だということでお見合いしました。
立会人と双方の親が付いて喫茶店の個室でひと通り紹介された後、ふたりでドライブに出たそうです。
Bさんは、ふたりきりになるといきなり、Aさんの近所の女性とお見合いして断ったことがあるので、外聞が悪いだろうからそちらから断ってくれと言ったそうです。
その女性は年齢も違うしちょっと離れた住所だったので、Aさんは全く知らないというと、「いつからそこに住んでいるのか」と詰問したということです。
Aさんは近所がほとんど親戚の村に住んでいる地元民だと紹介されたはずなのにBさんは、聞いていなかったのでしょうかね。
Bさんは、その断った女性の話をしたそうですが、その女性は「自分は好きな人がいるからそちらから断ってください」と言ったのだけれど、Bさんはなぜか感情的になり「こちらからは絶対に断らないぞっ」と言ったということです。
よくある話ですが、たいていはお見合い相手のは初対面だし、がんばってくださいと身を引くものですけどすごい人ですよね。
まあ、どちらが断ったのかしらないけど、その次にAさんとお見合いしたわけですよね。
また、Aさんは現在お料理教室に通っていると紹介されたというのに、Bさんは「最近の女性はお料理が出来ないというから諦めているんだ」とにやにや話したというのですから、いくらお見合いで上がっていたかもと考えても話がかみ合わない、しかもBさんには可愛い妹がいるらしく、「妹は違う!」と言い張っていたそうです。
また、Bさんは実家住みで「お父さんは楽しんで田んぼや畑を耕している」という話をしたので、Aさんはびっくりしたそうです。
Aさんによると、「人に頼んでいるのではなく家族がやっていては、結婚したら農作業を手伝わせられる」ことが嫌だということでした。
こんな感じで話を聞くだけでもうまくいきそうにない最初のデートの後、また次の日曜に会う約束するのもすごいと思いましたが、その夜、仲人役の人には、Aさん母から、やはり農作業の件が気になるという話がされたそうです。
Aさん母によると、「今は大変でも将来宅地にして売ればいいじゃないと言っているのだけど」という話をもうちょっと遠回しな表現でしたそうですが、たった一度会った相手のしかも先祖代々受け継いでいるかもしれない、お父さんが楽しんで耕していると聞いた農地を将来売る話をするなんて、それに仲人役とはいえ親しくもない相手にそんなこと言うかと、開いた口がふさがらなかったそうです。
この話、結局はBさんが突然断って来て終了となりましたが、Aさんは話がかみ合わないことも納得済みで、「認識することを覚えたから」と意味不明なことを言いつつデートに行くのが不思議でしたが、どっちもどっちやなあと忘れられないですね。
中居 賢匠
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