"私は高校の時は、ブスというほどでもなかったと思いますが、特に目立つわけでもなく可愛いと言われるわけでもなく、男の人と付き合ったことはありませんでした。
告白をされたこともなく、誰かが私のことを好きだとか言う噂を聞いたこともなく、あまり色恋沙汰のない高校時代を過ごしました。でも、いつも心は素敵な彼氏ができることを夢見ていて、「私だって!」という気持ちはいつも持っていたように思います。しかし思っているだけで私の高校時代は終わってしまいました。
高校を卒業して大学生になる時、私は絶対高校デビューをすると心に決めていました。同じ高校から進学する人は少なかったですし、私の入学する大学の学部は、男子が圧倒的に多くにぎやかな雰囲気でしたので、華やかなキャンパスライフにあこがれていました。
そして私は大学デビューをするべく春休みのうちに準備をすることにしました。まずは髪の毛をかなり明るい金髪に染めてしまいました。浜崎あゆみさんの全盛期だったので、金髪は流行っていましたし憧れていたのです。そして、大学は私服通学ですので、春休みの間は色んなところに洋服を買いに行っておしゃれを磨いていました。もともとおしゃれは大好きだったのですけど、高校は制服だったので、おしゃれで自己アピールをしたり自分をかわいく見せられないのは残念だなと前から感じていたのです。
そして大学の入学式です。ダイエットをして少し痩せたのもあり、加えて髪形を変えておしゃれをすると、自分で言うのもなんですがかなり垢抜けた印象になったと思います。
キャンパスライフが始まってからは男の子に声をかけられることが結構増えていきました。金髪だったのでかなり目立っていたのが結果的によかったのかなと思います。まだ18歳でしたし、大学ではおしゃれな人が多かったのもあり、服装にしてもそうなんですが奇抜で派手なほうがモテル雰囲気でした。
オシャレをするようになって自分に自信が持てるようになったのもあり、私も積極的に男の子に話しかけることができるようになり、飲み会に行ったり遊びに行ったりする機会も増えました。そして次第に、ある男の子からかなり積極的に熱烈なアプローチを受けるようになりました。
そのうちにその男の子と二人で遊ぶことが増えてきて、付き合うことになりました。初めての彼氏でとても嬉しかったです。
私がやったことといえば、とにかく外見を磨いたことだと思います。ダイエットしたりおしゃれしたり、メイクに気を使ったりヘアスタイルにも凝ってみたりと、そうする事で見た目が華やいだのもありますが、何より自分に自信が持てるようになって、以前よりずっと積極的になれたのです。前はあまり男友達もいませんでしたが、ぐんと増えましたし、そうすると自然と告白してきてくれる人も現れて彼氏を作ることができて、とっても嬉しかったです。昔の自分にもっと女を磨くことが大事だよって教えてあげたいくらいです。"

中居 賢匠

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