昔の若い頃の話ですが、私は結構モテました。
まだ20歳前後の大学生の頃の話ですが。そのころって人生で一番若々しくキラキラする時期かなとも思うので、たいていの人はそんなものかもしれないですが、好きになった人は必ず振り向いてくれましたし、街を歩けば声をかえられましたし、彼氏がいてもいなくても年間5人位には告白されてましたし、同じ大学のイケメンとはたいてい仲が良くて目立つ方だったと思います。
その頃何が決め手だったかというと、まず第一にルックスですね。今やすっかりアラフォーの普通体型になってしまった私ですが、当時は153センチで39キロで骨格も小さく華奢な体つきでした。色もとても白かったのでいわゆる「守ってあげたくなるタイプ」だったと思います。
常に美容はファッションも気にしていましたし、髪型は金髪から茶色のロングでよく巻いていました。当時浜崎あゆみさんが大人気でしたので、彼女のヘアスタイルやメイクにファッションをよく意識していました。
ファッション誌は「Vivi」などを意識して、少し派手目なカジュアル寄りお姉さんファッションでした。オシャレは大好きでかなりの金額をつぎ込んでいたと思います。
大学では顔が広かったですが、あまりつるむのが得意ではなかったので、基本単独行動でした。
そしてファッションは派手でしたので目立ってましたし、男の子からすると声をかけやすかったようです。よく授業中に声をかけられて仲良くなり、ケータイのアドレス件数はめちゃくちゃ多かったです。
そんな風にして男友達も多かったので、自然と男の扱い方は慣れていったと思います。私が心かげていたのはとにかく笑顔で、そしてちょっと天然で変わってるように印象つけること。
どんな男の人相手でも、からかったりする事はあっても絶対に傷つけるような事は言わず、イケメンからブ男まで優しく接する事です。
相手によって態度を変えるのは絶対にバレるものですし、腹黒く見えてあまりいい印象はないですよね。自分がタイプの男性じゃなくても、悪い噂をたてられて良いことは一つもありません。
そして男相手でも女相手でも、とにかくケンカや争いをする性格ではなかったですね。距離感が近くなる彼氏とはたまにケンカをする事もありましたが、相手にキツく言う事もほとんどなかったです。
見た目は派手だけど性格は優しく、ちょっと天然というのはなかなかのポイントだったのかなと思います。
それに、モテたものですから男の人に悪い風にされる事が全然なくて、必然的に相手に当たらずに済む状況だったというのもあります。モテの相乗効果かもしれませんね。
そして男友達が多くてしょっちゅう男友達と遊んでた訳ですが、相手に対して全く警戒心はナシでした。
友達と寝たりというややこしい過ちを犯した事は一度もありませんが、男友達の家に一人で平気で行くし泊まったりもしていて、そういう無防備さも我ながらモテる原因だったかもなぁと思います。
中居 賢匠
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